政治学U (d121010)

特任教授:荒井 達夫
年次 単位 開講期 形態
1〜2単位後期講義

授業概要「政治学T」の発展型であり、荒井達夫の専門である「行政監視」の視点が強く出た内容の授業となる。
公務員試験受験も視野に入れて、憲法的視点から政治行政の問題の本質を考える訓練を行い、確かな論文作成能力を身に付けることを目的としている。

なお,この科目は卒業認定・学位授与の方針のうち,特に【(知識、技能)(思考力,判断力,表現力等)(主体性を持って多様な人々と協同して学ぶ態度)】 に資する科目です。 

※人事院事務官、参議院法制局参事、参議院憲法審査会首席調査員等を務め、2016年2月17日参議院憲法審査会に参考人として出席。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/kaigijoho/shitsugi/190/s905_0002.html
到達目標政治行政の問題を憲法的視点から考え、論点と意見を明確に示すことができるようになる。
「一定の時間内に自分の意見を他人が読んでわかる簡潔な文章にまとめる能力」を身に付けることができる。 
授業内容と計画※各回のテーマは概ね以下のとおりであり、毎回最新のニュース記事等を使って解説を行う。受講者全員が発言する機会を頻繫に設ける授業である。

第1回  幸福追求権
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
   
第2回  法の下の平等
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
    
第3回  政教分離原則 
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
  
第4回  法定手続の保障
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
   
第5回  生存権 
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
  
第6回  教育を受ける権利
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
   
第7回  国政調査権
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
    
第8回  唯一の立法機関
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
   
第9回  委任立法
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
   
第10回  衆議院の優越
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
   
第11回  司法権の範囲と限界
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
    
第12回  違憲審査制
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
   
第13回  地方自治 
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
  
第14回  条例制定権
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理
   
第15回  憲法改正
予習(2 時間):論点に関するインターネット検索による調査
復習(2 時間):配布資料の読直しと論点・意見の整理   
履修者への要望・条件授業での発言を嫌う者は受講を勧めない。
本気で学ぶ意欲のない者は受講を認めない。   
私語等で授業妨害と判断した場合は即刻退場させる。 
代理出席は重大な不正行為として試験で欠格とする。
履修にあたっての準備(予習・復習)政治行政の問題に常に注意し、憲法的視点から考え、
・授業で自分の考えを簡潔に説明できるよう準備する(予習)
・授業後、自分の考えを文章化する(復習)
この作業を徹底して行ってください。
教科書指定なし。
荒井達夫ホームページ「行政監視研究会」
https://www.gyouseikansiken.com/
を多用します。
参考書「論点  日本の政治」東京法令出版    
資格試験研究会「公務員試験 専門記述式 憲法 答案完成ゼミ」実務教育出版 
公務員試験研究会「公務員試験論文答案集  専門記述  憲法」TAC出版
評価方法と基準授業参加態度(発言の内容及び積極性)50%、期末レポート50%で成績を評価する。   
毎回授業内で意見の発表・交換を行い、レポート試験に反映させる。