授業概要 | 重要公文書の廃棄等、重大深刻な公務員不祥事が続発する状況の中で、本来の主権在民原理に基づく行政とはどういうものかについて考える授業。特に「行政の組織と人事」を中心に学ぶ。
(超重要!!!)大学ホームページの教員紹介:特任教授:荒井達夫:「学生へ一言」欄の添付資料「授業の基本方針等(スライド・テキスト)」を必ず読むこと。
(要注意!!!)公務員試験受験で必須の重要知識であり、公務員志望者は是非「1年次」で受講するよう強く勧める。受講が遅れて受験勉強に失敗する学生が毎年出ています。
※人事院事務官、参議院法制局参事、参議院憲法審査会首席調査員等を務め、2016年2月17日参議院憲法審査会に参考人として出席。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/kaigijoho/shitsugi/190/s905_0002.html
なお、この科目は卒業認定・学位授与の方針のうち、特に(社会人基礎力や幅広い教養および主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)に資する科目です。 |
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到達目標 | 学生の皆さんが今後主権者として、この社会を担っていくために必要な政治的素養の修得を目指す。自立した個人、一人前の社会人(特に公務員)となるための問題発見能力、論文作成能力、意見発表能力・対話能力の向上を図る。 |
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授業内容と計画 | 第1回 行政学と公務員
第2回 国家公務員と地方公務員
第3回 一般職と特別職
第4回 公務員の仕事の種類
第5回 国の組織と仕事
第6回 地方の組織と仕事
第7回 公務員給与の仕組み
第8回 公務員の定年と退職金等
第9回 公務員の出世と異動、出向
第10回 キャリアとノンキャリア
第11回 天下りと縦割り行政
第12回 特殊法人と独立行政法人
第13回 政管関係と行政改革
第14回 内閣総理大臣と行政責任
第15回 インターネットによる行政学習 |
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履修者への要望・条件 | 教科書を持参しない者は受講を認めない。
本気で学ぶ意欲のない者は受講を認めない。
私語等で授業妨害と判断した場合は即刻退場させる。
代理出席は重大な不正行為として試験で欠格とする。 |
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履修にあたっての準備(予習・復習) | 事前に教科書を一通り読んでおく。
行政の重要問題について常に注意し、政治的・法制的にどのような論点があるかを考える。
毎回の授業後、インターネットで関係法令を確認し、さらに関連情報を調べ、自分の意見を持てるようにする。
これら予習・復習のための勉強に毎週概ね4時間かけるよう努力してほしい。※勉強の場所や方法は問わない。 |
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教科書 | 大賀英徳「2023年度版 公務員試験 現職人事が書いた「公務員になりたい人へ」の本」実務教育出版 |
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参考書 | 「論点 日本の政治」東京法令出版
「公務員試験 スピード解説 政治学・行政学」実務教育出版
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評価方法と基準 | 授業参加態度50%、レポート50%で成績を評価する。
毎回授業内で意見の発表・交換を行い、レポート試験に反映させる。 |
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