プログラミング入門U

教授:井芹 康統
年次 単位 開講期 形態
1〜2単位後期講義

授業概要  前期開講の「プログラミング入門T」に続き、プログラム作成の初歩から始めて、プログラムを設計・作成・テスト・完成させるまでの一連の過程を実習をまじえて学習します。前半では、分岐や繰り返しなどのプログラムに必須の処理を学習し、後半では自分でも楽しめるようなプログラムを作っていきます。
  プログラミング言語としてExcel VBAを用います。VBA (Visual Basic for Applications) は、Microsoft Officeの操作を自動化するために作られた言語で、社会でも広く使われているものです。将来プログラマーなど情報関係の職種を目指す人はもちろん、自分でプログラムを作ってみたい人やコンピュータを人より使いこなしたいと思っている人は、ぜひ履修してみてください。

卒業認定・学位授与の方針中のキャリアアップステージに位置づけられます。
到達目標@ プログラムの基本的な構造とアルゴリズム(問題解決の手順)について基礎的な知識と考え方を身につける。
A フローチャートの読み書きができるようになる。
B VBAを使った簡単なプログラムが作成できるようになる。
授業内容と計画以下の順序で進める予定です。受講者の様子により、内容を変更する可能性もあります。

第1回  分岐の基本型 
第2回  分岐の組み合わせ 
第3回  繰り返しの中の分岐 
第4回  最大値と最小値 
第5回  分岐の基本型
第6回  分岐の組み合わせ(1)
第7回  分岐の組み合わせ(2)
第8回  Do−Loopによる繰り返し
第9回  For−Nextによる繰り返し
第10回  LabelとTextBox(1)
第11回  LabelとTextBox(2)
第12回  ローカル変数とグローバル変数
第13回  OptionButtonとCheckBox
第14回  Excelワークシートとの連携
第15回  VBAでアニメーション

講義を行いつつ、机上での演習やPC実習も行います。
履修者への要望・条件「プログラミング入門T」を履修していることを前提とします。
教室内のPC台数のため、1クラスの上限を40名とします。40名を超える場合は人数調整を行うことがあります。
履修にあたっての準備(予習・復習)毎回、出される宿題が復習を兼ねます。設定する締め切りまでに提出してください。また、授業時に分からなかったところは次回までに必ず復習しておいてください。(約240分)
教科書指定なし。
毎授業時にプリントを配布します。
参考書谷尻かおり著『改訂3版 これからはじめるプログラミング 基礎の基礎』(技術評論社、2018年)
評価方法と基準  授業への取り組みの能動性(30%)、宿題・課題(20%)、期末試験(50%)により総合的に評価する予定です。
  毎回の宿題は、採点後次回の授業時に返却します。自分の理解度の確認に役立ててください。