授業概要 | 自然の世界は、大きさのスケールでいえば極微の素粒子から極大の宇宙まで広がり、時間のスケールでいえば宇宙の誕生からその死まで続いています。自然科学は、これら自然に存在するものすべてを対象とし、それらの構造や仕組み、変化の仕方を調べ、できるだけ簡単な法則でしかも統一的に理解しようとする学問です。
この授業では、自然科学の中でもおもに物理・化学・地学・天文の分野について、現在までに分かっていること、その考え方などを概観します。主なテーマとしては、光・色・原子・原子核・放射線・地球・太陽系・星・宇宙などを取り上げます。
卒業認定・学位授与の方針中の教科及び教科の指導法に関する科目の教科に関する専門的事項に位置づけられます。 |
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到達目標 | @ 将来、教員として子供達の素朴な疑問に正しく答えられるよう、理科全般にわたる正しい知識と教養を身につける。
A 一般社会人として知っておくべき理科の知識と教養を身につける。
B 身近なものごと・現象の理科的理解ができるようになる。 |
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授業内容と計画 | 以下の内容で進める予定です。受講者の様子により、内容を変更する可能性もあります。
第1回 自然界のスケール
第2回 光と色
第3回 電磁波
第4回 音
第5回 運動・力・重力
第6回 物質と分子・原子
第7回 元素の周期表と原子の構造
第8回 原子核と素粒子
第9回 星・宇宙・星座
第10回 地球
第11回 月
第12回 太陽系の惑星
第13回 太陽系の誕生・太陽
第14回 銀河系、星の一生と元素の生成
第15回 宇宙の大規模構造と歴史
講義を中心として、PCによるスライド・資料提示を行います。 |
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履修者への要望・条件 | 特になし。 |
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履修にあたっての準備(予習・復習) | [予習]次回のテーマについて、中学・高校の理科の教科書を読んでくるとよいでしょう。(約60分)
[復習]分からなかったところや関心を持ったところについて調べておきましょう。毎回の授業のポイントが理解できているか、自分の言葉で書きくだしてみるとよいでしょう。(約180分)
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教科書 | 指定なし。
毎授業時に資料プリントを配布します。
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参考書 | 国立天文台編 「理科年表 2024」(丸善出版、2023年)
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評価方法と基準 | 授業への取り組みの能動性(30%)、期末試験(70%)により総合的に評価する予定です。
毎回の授業終了時に質問が出されれば、次回の授業の際に回答します。理解が足りない点の確認に役立ててください。
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